ハーバル日記


2025-04-22 10:49:00
滋賀県大津市
『石山寺』
石の山に建つ、長い歴史をもつお寺です
平安時代、お堂に籠って夜通し祈願をするという石山詣が流行し、紫式部も七日間参籠、琵琶湖の湖面に月が映る風景をみて『源氏物語』の着想を得たと伝わっているそうです
昨年の大河ドラマ「光る君へ」を観て、訪れてみたいと思っていました
「源氏物語」「枕草子」
女流文学者による日本の古典にも『香り』についての記載が多く登場します
薫物合わせといわれる香りを使った遊びや、日常生活の中で出会う素朴な香り
そうした時間を楽しんで過ごしていたということであれば、香りを嗅ぐ、香水を身にまとう、いつの時代も変わらずに、心ときめくことなのかもしれません。
石山寺の境内に
『夢の桜』という早咲きの桜が植えられています
1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事故がきっかけとなって植えられた桜
520本の桜が苗木から育っています